飲食店さまへ【新ブランド牛肉】「とちぎハーブ和牛」の魅力とは?生産農家が伝えたい、その理由。

和牛ブランドには、みなさんがご存知の三重県松坂牛をはじめ、兵庫の但馬牛や岐阜県の飛騨牛など全国各地にたくさんあります。

私は、ここ栃木で「とちぎハーブ和牛」を生産しています。新しいブランドなので、松坂や但馬などの産地ブランドのような知名度はありませんが、とちぎハーブ和牛ならのではの味わいを堪能いただけると自負しています!おかげさまで早速、飲食店さま、卸業者さまに高い評価をいただけております。このページでは、とちぎハーブ和牛のおいしさの理由をお伝えしています。もしご少しでも興味をお持ちになった飲食店さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

おいしさの理由-1:日光と那須の自然の恵みを受けて

ここは栃木県の小さな村。日光、那須のそばに位置します。そう、温暖な気候、きれいな空気と水、長い日照時間など、育牛にとってこの上なくバランスのとれた自然環境です。自然界の「1/fゆらぎ*」の考えに基づく、小川のせせらぎ、小烏のさえずり、爽やかなそよ風・・・心安らぐ環境の中で、ゆったりと育てられることが、牛の順調な成長には欠かせません。豊かな自然が健全な心と体を育んでくれるのは、人間も牛たちも同じです。

*【1/fゆらぎ】具体例としては人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、木漏れ日、蛍の光り方などが挙げられます。生体のリズムは基本的には、この1/fゆらぎをしていおり、快適性と関係があるとされています。

おいしさの理由-2:和牛農家の誇り。繊細さと愛情をもって

「召し上がった時に、笑顔になってほしい」。これは、生産者の真摯な想い。求めるクオリティを保持するためには、牛の体調や牛がリラックスできる環境がとても大切です。例えば、一頭一頭に対する日々の入念な体調チェックや、ヒノキや杉のおが屑がたっぷり敷かれた牛床(牛のベッド)のメンテナンスなど。手間隙を惜しむことなく、きめ細やかなケアを大切にした育牛に取り組んでいます。また、育牛には長年の経験に基づく感覚も必要で、まさに農家の誇りと職人技をもって、「とちぎハーブ和牛」という逸品を生み出し続けています。

おいしさの理由-3:天然ハーブによる健康肥育

そして3つ目のおいしさの理由が、ブランド名にもある「ハーブ」。オレガノを主原料とした14種の天然ハーブを、6ヶ月以上という長期間にわたり給餌しています。ハーブ特有のビタミンEは、牛の体調保持、そして肉質の向上につながります。また、牛たちにすくすく育ってもらうためには、彼らにおいしく、たくさん食べてもらわなければなりません。そのためには、ハーブ飼料の他にも、飼料協会が指定する独自原料も組み合わせた給餌も肉質を安定させるためにとても大切です。

飲食店さま・卸業者さまからも好評!〜他の和牛との違い〜

とちぎハーブ和牛は、コクと旨味はもちろん、「食べたあとにクドさが残らない」霜降りの質のよさが評価されています。継続的に取り扱っていくださる地元焼肉店さまは、年末の書き入れ時期のフェア企画に、なんと一頭買いをしてくださったほど!

また、当農場のしっかりした管理体制は規制がすこぶる厳しいEUへの輸出基準にも対応しているので、安心・安全な食を提供することができています。この日本ならではの繊細で深い味わいを世界に届けるべく、ただいま卸業者さまと協業し、EU輸出へ向けた一歩を踏み出そうとしています。

味わいの決め手はコレ!

3つの理由全てがそろうからこそ、質の高い和牛を生産できています。特に、前述の「食べたあとにクドさが残らない」ことがとちぎハーブ和牛の最も特長的な点で、これは餌の配合が決め手となっています。また、商品を卸す際には、とちぎハーブ和牛振興会が確かな品質として認定する証明書の発行を義務付けています。

飲食店さまから、消費者に届いてほしい

当農場は、品質保持を優先した育牛に集中するため、個人さまへの直販はしおりません。卸に関しても、業者さまにお任せし、飲食店さまに卸す販売体制をとっています。

今後「とちぎハーブ和牛」が様々な飲食店さまで取り扱っていただけるようになれば、消費者さまのお口に届く機会が増えていきます。ひとりでも多くの方に、とちぎハーブ和牛を召し上がっていただきたく、1頭1頭愛情込めて育て、高品質の和牛提供を真摯に取り組んでまいります!「とちぎハーブ和牛」をどうぞお見知りおきいただけますと幸いです。

もしご少しでも興味をお持ちになった飲食店さまは、下記の電話番号まで、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

とちぎハーブ和牛を食べて、世界中が笑顔であふれますように。

 

桜井畜産 桜井正宏